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2016年 第13回ショップスタッフディスプレイコンテスト(平成28年秋~28冬)

大賞 銀座マギー
クリスマスカラーの赤みがかったオレンジと白が、全体をとてもインパクトのあるものにした。白い壁を背景に全て手作りされたニットボールの大リース。モノトーンの中のオレンジ色が絶妙のアクセントに。ホワイトのペーパーフラワーと手書き風のMAGGYのロゴが、温かみを感じさせ、ブランドのイメージアップに寄与している。

優秀賞 東京鳩居堂
歌舞伎の「隈取」を「隈酉」に引っ掛けた洒落たディスプレイ。 赤×白×緑の色づかいは、クリスマスカラーであると同時にお正月の色でもある。和の専門店でも十分にクリスマスの演出が可能であることの良いお手本。クリスマスツリーに見立てて、緑の番傘の先端にゴールドの星を付けたアイデアは秀逸。銀座を歩く外国人旅行客の目を引くことは間違いない。

キャラクター賞 山野楽器
背景を黒とオレンジに統一したことで、前にある商品や演出物をより際立たせた。手作りのお化けやコウモリのイラストPOPからも、スタッフたちがプランニングやもの作りを楽しんでいる様子が想像できて、お客さまの好印象を得られるディスプレイになっている。山野楽器のオリジナルキャラクターがいくつか隠れているのも良いアイデア。

ベストカラー賞 ホットマン
カラーの見せ方では、今回のコンテストでのナンバーワン。一つだけではなかなか存在感の出ないタオルを、規則的なカラーライゼーション(色配列)の商品陳列で、コーナー全体をアテンション効果の高いものにしている。背景にやや濃色の糸を配することにより、棚にある淡い色調の商品を際立たせた。壁面上の綿花もワンポイントとして生きている。

空間構成賞 無印良品
色も形もシンプルだが、左右対称に商品や演出ツールを配した規則的な陳列構成は、壁面全体を一つの塊として見せることで、遠目から見てよりインパクトのある表現になっている。インテリア雑貨などの比較的小さなアイテムを訴求するには最適な方法だ。また、整理整頓された空間作りは無印良品のイメージにとてもマッチしている。

優秀ライティング賞 メルボメンズウェアー
ブラック&ホワイトのフォーマルウエアの演出に、ボディのコーディネートを際立たせるスポットライトがとても効果的。どうしても平坦なイメージになるメンズフォーマルのプレゼンテーションが、的確な演出照明によって陰影が生まれ、より立体的な印象を与えることができた。ワインボトルやグラスを使ったボウタイの見せ方も面白い。

MD賞 ソユーゲームフィールド
「おかしの運動会」と題したクレーンゲームの演出。お菓子類はサイズが小さく、商品そのものでは遠目からの注意を引くことが難しい。ここでの演出ではおかしのパッケージで作ったカールおじさんがアイキャッチャーとして大いに役立った。背景の青空と三角フラッグが運動会のイメージをより強調して、お客さまの目を引き付けている。

入賞 アスプルンド
全体を通して赤とブルーを使ったカラーコントロールが上手い。乱雑な印象になりがちな小さな雑貨アイテムを、それぞれにボリュームをもたせ、かつグルーピングを明確にしたことで、とても見やすい訴求ができている。

入賞 イワキ
カラフルで可愛らしいキッズ用のフレームにぴったりの、楽しさ溢れるプレゼンテーション。赤いニット帽を被った人形たちや雪だるまが作る空間が、まるで童話絵本の1ページのようだ。子供だけでなく子を持つ親の心をも引き付けることだろう。

入賞 コーエンジェネラルストア
コーエンベアなどのツールを使ってすべての商品を左右対称に配置したことで、全体が統一感のあるものになった。商品一つ一つではなく、コーナートータルを使って訴求することで、よりインパクトがあり、とても目を引くプレゼンテーションになった。

入賞 スミノ
色をオフホワイトとネイビーに絞り込んだことで、とてもインパクトのある演出になった。シンプルな着こなしが、ブランドイメージとする大人のマリンテイストを上手に表現している。壁に貼り付けたネイビーのソックスがいいアクセント。

入賞 マミーナ
ボディに付けたヘアバンドや唇、メガネなどの演出ツールが可愛い。商品を赤と白に統一したことで全体としてまとまりが生まれ、女子たちの目を引くインパクトのあるプレゼンテーションになっている。

入賞 伊東屋
棚や演出物など、商品以外の色を赤×白に絞り込んだことで、コーナー全体の統一感が作られ、お客様の目を引くプレゼンテーションになっている。商品自体小さくて目立たないものなので、什器全体での訴求が効果的。

入賞 京王百貨店
カットアウトのクリスマスツリーにニットのグローブを張り付けたシンプルな演出。ツリーやテーブルの布など、演出ツールのカラーを赤×緑×白に絞り込んだことで、商品そのものがよりクローズアップされている。遠目からのアテンション効果も高い演出。

入賞 杉野学園
バッグを持つ手をグラフィックで表現。実際の商品を持っているかのように表現したアイデアが面白い。同じ手法を使えば、顔の写真にネックレス、足の写真に靴や靴下というように、アクセサリーや雑貨の演出にも活用できる。

審査員特別賞 メーカーズシャツ鎌倉 JR博多
古い8ミリカメラとフィルムが、クラッシックなブランドテイストを表現している。フィルムの中とボディのアイテムがマッチしていて、緻密なストーリー作りを感じる。

審査員特別賞 メーカーズシャツ鎌倉 NYマジソン
鍵盤に見立てた歩道をスキップするという、ウキウキしたイメージがうまく表現されているディスプレイ。バッグからのぞくギフトボックスの赤がアクセントカラーとして効いている。

審査員特別賞 メーカーズシャツ鎌倉 TexTeq
インスタントカメラのプリントに見せて実際の商品がピンナップされているという見せ方がとても面白い。前を通るお客さまの興味を引き立てるディスプレイ。

審査員特別賞 メーカーズシャツ鎌倉 総評
昨年、一昨年と「大賞」を受賞し、今年度の応募作品にも優秀なディスプレイが見られたメーカーズシャツ鎌倉には、満場一致で「企業賞」の授与が決定した。本社だけでなく、各店が自店のブランドイメージをいかに表現するかを考え、実践してきた結果、全店を通じてオリジナリティあふれる美しいプレゼンテーションが表現できている。